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ホワイトニングについて(歯を白くしたい!)

歯はいつまでも綺麗で白くいたいもの。しかし年齢や生活習慣などで歯は徐々に黄ばんできます。黄ばみはPMTCなどのクリーニングでもある程度落とすことはできますが、さらに白くするためにはホワイトニング(ブリーチング)が必要です。当院ではホームホワイトニング単独あるいは、ホワイトニングして周りの歯を白くしてからその色に合わせて被せものを被せる方法を勧めています。
ちなみにYahooやGoogleなどで「歯のホワイトニング」と検索するとたくさんの検索結果とともに上位にはホワイトニングや前歯の審美を専門にする歯科医院が独占しています。

ホワイトニングの原理

歯のホワイトニングの原理は簡単で、ヤンキーの兄ちゃん姉ちゃんがオキシドールで髪の毛を脱色して茶髪にするのと全く同じ原理です。過酸化水素水(H2O2)が分解すると酸素と水になりますが、分解過程で発生する活性酸素(OHフリーラディカル)が歯のエナメル質内部まで浸透し、着色の原因である有機色素を分解するのです。この化学反応プロセスのカギとなるOHフリーラディカルを歯面でいかにして短時間に大量に発生させるか、同時に歯や歯茎に傷害にならないように安全に使用できるようにするかの問題です。

オフィスホワイトニング
歯科医院で短時間にホワイトニングを行うオフィスホワイトニングの場合、OHフリーラディカルを短時間に大量に発生させる方法が用いられるので高濃度の過酸化水素とフリーラディカルの発生を加速させる光化学触媒が用いられます。高濃度の過酸化水素と光化学触媒を混ぜ合わせたジェルを歯の表面に塗布し適切な波長の光を15〜30分ほど照射する。そうすると短時間でかなり白くなります。
注意点
1)テトラサイクリン歯など金属イオンによる着色の場合は効果はほとんど見られない。
2)ほとんどの症例で(一過性)の知覚過敏が生じる。
3)ごく稀に歯髄炎を発症し、抜髄になることがある。(歯に微小なひびがある場合、歯肉退縮で象牙質が露出している場合、不適なレジン充填(詰め物)がある場合)
*私の医院では現在、安全面を考慮しオフィスホワイトニングはしておりません。

ホームホワイトニング(安全)
時間がかかっても安全にホワイトニングしたい人にはホームホワイトニングがあります。オフィスホワイトニングと違うのは、薬剤に過酸化尿素(過酸化カルバミド)を使用することです。過酸化尿素は常温でゆっくり分解して、尿素と過酸化水素になります。この過酸化水素がさらに分解する過程でOHフリーラディカルが発生します。後はオフィスホワイトニングと同じですが、反応がゆっくり進むので歯が白くなるには時間がかかります(1日3〜5時間・2週間程度)。しかし副作用も少なく、患者が自分の好きな時間に行うことができるので簡単です。
歯科医院で歯形を取り、歯とぴったり合った薄いプラスチックトレーを作ります。このトレーの白くしたい歯の部分に少量の過酸化尿素ジェルを入れて歯にはめるだけと簡単です。過酸化尿素の濃度が高いほど効果は早く出ますが、歯茎の痛みや知覚過敏が出やすくなります。(当院は15%を輸入して使用)さらにゆっくりホワイトニングするのでオフィスホワイトニングと比べて後戻りが少ないのが特徴です。

ちなみに私やスタッフもは自分の歯をホームホワイトニングしています。
また、日本では、ホワイトニング用ジェルは歯科医院でしか販売できないことになっているので一般の薬局や通信販売などで購入することはできません。